okiyoga YASUKO

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新月・満月の日にエッセイをお届けします

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2017年1月28日(土)
9:08水瓶座の新月
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今日は新しい年になって初めての新月、そして、息子の10歳のお誕生日でもあります。
夜はキャンドルナイトヨガのレッスンなので、温かい生徒さんの協力もあり、皆から息子にサプライズでバースデーの歌をプレゼントします☆♪
私にとっては、なんとも素敵な一日です(*´︶`*).。.:*♡

そして、新しいことをスタートしたり、願い事や目標を決めるのに最適な新月なので、今日から息子との交換日記を始めることにしました!
最近は生意気盛り、頭を悩ますこともありますが、、
打倒!10歳の壁!
打倒!ギャングエイジです!!笑

10歳と言えば、最近では『2分の1成人式』として、賛否両論ありながらもブームから小学校のイベントとして広く定着していますね。
イベントとしての話とは別に、成人式までは折り返し地点、一度立ち止まって”今の目の前の息子”を見つめ、命や周りの人に感謝することは良い機会かな、と私は思います。

子どもの成長はあっという間と言いますが、子育てという点でこの10年を振り返ってみると、なかなかの山あり谷あり‥

高い山を途方に暮れそうになりながらも、やっとの思いで登りきった!
と胸を撫で下ろすと、そこに広がる景色を楽しむ暇も休む間もなく、急いで下山しなければならなかったりと、、
子育ても人生も、予測のつかないことばかり、思い通りになんてなりゃしない。。
楽しいだけじゃなくて、もれなく試練がついてくる。

一喜一憂して、悩み苦しんだ時もありました。
それでも、それこそが人生なんだと、ヨガを学び続けたことで今は少し楽しめるゆとりができました。

そして何より、息子の存在のおかげで、一人だったら行けないところへも、勇気をもって一歩を踏み込むことができました。
感動も幸せも、息子からは沢山もらってきたし、子育てを通して知らない景色も沢山見せてもらいました。

草原やお花畑のように気持ちも見晴らしもよいのどかな道もあれば、
時には泥道だったり、暗く長~いトンネルだったりと、、
きれいごとでは子育てはできないので、これからも険しい道はあると思います。

ただ一つ言えることは、10年分の足跡を今振り返ってみると、とても愛おしく感じます。
並んで歩く小さな小さな息子の足跡も、今では随分大きくなりました。
どんな足跡も宝物なんだと、改めて気づくことができました。

赤ちゃんの頃はとにかく可愛いけれど、睡眠も食事もろくにとれず、寝る間もないほど忙しく、どうやって1日をやり過ごしたかあまり記憶にないことも多いものですが、生まれた時のことと、10歳の半分5歳の頃のことはよく印象に残っています。
男の子なので一度しかできない七五三もいい思い出です。

幼稚園の制服もまだ大きかったランドセルも、どれもとても懐かしいです。
一つずつ成長してくれている息子と共に、これからも人として親としての学びもつきません。

息子には心身が健康で、人の痛みの分かる思いやりのある人に育ってくれれば、と日々向き合っています。
欲を言えば、成人式の頃までには、息子なりの人生に”光”を見出だしてもらえたら、私の役目はひとまずお休みできるかな、、とも思っています。

その為にも、息子が成人するまでは、歩みをとめずに息子より一つでも上の階段を昇っていられる母親でいたいと思います。
そして、残した足跡に誇りを持てる生き方をしたい。

いつかその背中から、”生きる” とはどういうことなのか、何かを感じでもらえたら、これ以上の幸せはないように思います。

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