okiyoga YASUKO

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新月・満月の日にエッセイをお届けします

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 2016年3月9日(水)
 10時54分 魚座の新月
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今日は皆既日食が起こる新月ですね!
皆既日食には、より大きな浄化と解放、スタートのエネルギーが流れるそうです。

ここ最近、すごく眠くなるなぁ…ということありませんか?
私は電車では基本立っているのですが、眠たくてついつい座ってしまいます(^_^;)
そしたら、魚座のテーマに『睡眠』が入っていたようです!

この季節は「木の芽時(このめどき)」といい、体調が不安定になりやすいと言われます。
でも、悪いことではなく、次の季節に高く飛ぶための準備期間でもあります!
「ひらく」「解放」という宇宙のサイクルを体感する季節なのですね。

自然の流れにある心とからだの声をよく聞いて、修復と充電をしてくれる睡眠を見直して、手軽に摂れる乳酸菌やハチミツで腸内環境を整えて、(おすすめ記事コチラ)春は思いきりジャンプしましょう♪

ハチミツと言えば昨日3/8はミツバチの日、そして今日3/9はサンキューの日『ありがとうの日』でもあるそうですね。

日常的に意識していることの一つで、すみません」ではなく、「ありがとう」に転換できる場面では、そう伝えることを大切にしています。

今日は何についてありがとうなのか、今の気持ちを素直に感じてみました。

それはとてもシンプルで、とっても大切なこと。

『今、健康に生きていること』
生かされているたということに、
ありがとうだなぁ…と。
それが一番に浮かびました。

いつも言っていますが、

まずは、自分が心身共に健康であること。そこから始まり、すべてが繋がると思っています。

喜びや悲しみを分かち合える温かい家族や友達がいること、
一緒に悩み考えてくれる心強い仲間がいること。

私にとって、笑いあえる大切な人がいてくれることは、今までもこれからの人生においても、これ以上の宝物はないと思います☆

生きている感謝と共に、この時期は改めて命について考えさせられます。

3月11日、震災から5年が経とうとしています。
もう5年なのか、まだ5年なのか……

環境や立場によって、感じかたは人それぞれだと思います。

震災にあわれた方とそうでない方、という単純な考えもできないと感じています。

5年前、同じ地域で被災された方であっても、歩んできた道や選択してきた生活は違うだろうし、自分以外の誰かの立場を理解したり、気持ちをすべて分かることは誰にもできないと思う。
今置かれている現状も、実に様々なのだと思います。

その人の悲しみや傷は、その本人にしか分からないもの。
それは、震災にかぎってのことではなく、すべてのことに同じことが言えるのだとも思います。

当たり前のことですが、人は自分の足で自分の人生を歩むことしかできないし、誰かの人生を例え一瞬だとしても、代わりに生きることはできないから、、。

身近にも被災地を頻繁に訪れている方もいますし、行きたくても物質的等で難しいということで、違う方法でサポートを続けている方もいます。

何が正しくて、何が素晴らしいではなく、自分にできる無理のない関わり方ができれば、色々でいいと思います。

だからこそ、正しい情報を知ろうとすること、分からなくても寄り添い感じてみる、考えてみるということは大切なのではないでしょうか?

天災に遭わなくても、生きていれば試練に見舞われることはありますし、どこにいても、皆それぞれに大なり小なり悩みや問題を抱えながらも、日々の生活を送っている人が多いと思います。

私自身、ここ約5~6年は激動の日々でした。

「明日生きたい」と思えないほど、精神が衰弱してしまい、苦しい時期もありました。。

外には出せない心の傷を抱えていた最中、震災が起きました。
少しずつ、暗闇から抜け出せずにいた私の人生観も変化していきました。

その年の春、誕生日を境にお世話になっている先輩を通じて、フォトジャーナリストの佐藤慧さんと安田菜津紀さん※と出会えました。この出会いはその後の私のヨガ人生の方向性を変えたとても大きいものでした。 
※サンデーモーニングレギュラー出演中

その夏にご縁を繋いでもらえた大船渡市で、チャリティヨガを開催させていただきました。
その日はTV撮影や取材も入っていました。
あの頃は色々なメディアを通じて、情報を知ったり考えるきっかけも多くあったと思います。

最近はほんの一部でしか、目にしたり耳にすることができなくなりましたね。

当時私が訪れた目的の一つは、ヨガを通じて大切に募ってきた寄付金を、何かの機関に委ねるのではなく、本当に困っている方々の手元に直接渡すということ。

H22年からスタートした公園での『青空ヨガ』は、当初はインドのファミリーの為の寄付金としてでしたが、震災後は寄付先を二つに分けて継続してきました。

参加費は全額寄付金として、皆さんからの想いを大切に預かってきました。
その想いを色紙やお手紙や写真と一緒に、カタチとしてお渡しすることもできました。
その時の一部の模様はヨガレポートから→

誰かの何かの役に立てるということは、生きていく自信や勇気にも繋がります。
人助けのつもりが、結果的には自分自身が助けられているものです。

あれから5年、、

私自身2年以上の活動休止期間を経て、まだ再スタートしたばかりです。
ある意味また振り出しから積み重ねていく日々は大変なこともありますが、新鮮でもあります。

生活が落ち着いたら、また『青空ヨガ』と被災地でのヨガを再開できたら…と思っています。

また新たに希望をもてたこと、
生きる勇気をもらえたこと、
すべては周りで支えて力になってくれてきた人、ヨガに来てくれる人、私のヨガを好きだと言ってくれる大切な人達の存在のおかげです。

そのことへの多大なる感謝を忘れずに、過去にも未来にも必要以上に囚われることなく、今を楽しみながら生きていきたいと思っていますヽ(´▽`)/

   

次回は2016年3月23日(満月の日)を予定しています。

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